「私の器を拡張してくれたのは、“逃げ出したかった日々”だった」
人って、限界を感じたときこそ・・・ 本当の意味での成長の入り口に立たされているのだと思う。 私自身、36年間にわたって重度の知的障がいと口唇口蓋裂をもつ娘を育てながら、 社会の中で生きてきた中で・・・ 幾度となく“これ以上は無理かもしれない”という場面にぶつかってきました。 けれど、不思議なことに── その「限界」と思えた地点を超えた先には、必ず新しい世界が広がっていたのです。 苦しかった日々、怒りや悲しみと向き合った時間・・・ それすらも振り返れば、自分という器を少しずつ“拡張”してくれていたのだと 今は感じます。 私が法人の理事長という立場になったのは、ある意味「予想外」の展開でした。 「…
2025/06/03 08:00